目次
はじめに
皆さんこんにちは、卯月ユウトです。
今回は小説紹介クリエイターとして活動するけんごさんの小説デビュー作、『ワカレ花』の感想を書いていきたいと思います。
感想
先ほども書いたように、著者のけんごさんはTikTokなどのSNSで小説を紹介する活動をされている方です。
私も動画を本選びの参考にさせていただくこともありますし、『けんごの小説紹介』という書籍も拝読し感想を書いています(下記リンク)。
小説の紹介文に毎回引き込まれ「読みたい!」と思わせられるので、そんな人が書く小説はどんなに面白いだろう……と。
率直に「すごく読みやすい」と感じました。難しい言葉は使っておらず、全体的に優しく繊細な印象のする文章です。
良くも悪くもサクサク読める本だと思います。読書を普段からする人には物足りないと感じられるかもしれませんが、あまり読まないという方にとってはとっつきやすいでしょう。レビューサイト等での評価が真っ二つにわかれているのも、そうしたわかりやすさ・読みやすさが要因だと推察されます。
この記事のタイトルにもしていますが、『ワカレ花』は「読書の入り口になる一冊」だと思います。普段あまり本を読まない人をターゲットにしているでしょうから、読書好き(俗にいう玄人)から批判的な意見が出るのはある意味正しいのかもしれません……。
しかしながら、それぞれの短編が繋がっているなどかなり細かなところまで考えられているとも感じさせられましたし、四季折々の風景や花などの描写が綺麗だと思いました。
私も楽しんで読むことができ、読後は爽やかであたたかな気持ちになりました。
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さいごに
ここまで、けんごさんの『ワカレ花』の感想を書いてきました。
非常に読みやすく、本をあまり読んでいない学生・児童の読書の入り口として良い作品なのではないかなと感じました。
それでは、また。
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